2007年9月28日金曜日

法人組織(会社)から個人へ

 平成19年9月7日 金曜日。この写真は北海道 能取湖の珊瑚の紅葉です 綺麗ですね。私のカメラテクニックがもっと素晴らしければ、これ以上の美しさを皆様にお伝えできたことでしょう。さて、話がこの主題からそれてしまっていますので、ここで戻すこととします。  法人組織から個人へ戻すことも、取り合えず法人組織(株式、有限、合資、合名)を解散・清算することから始まります。このような方の相談も最近多いですね。法人・・・個人の損益分岐点を教えて下さい(いわゆる損得勘定での問い合わせが多い)という質問ですね。この質問には実は多くのリスクが含まれています。ですから個別に相談するしかありませんので、この場では「このような方は是非法人のまま」「このような方は個人のほうがベター」とか、言うこは慎むこととします。  ご相談の場合は、上記の「あなたの思いをメールでお伝え下さい」から、直接問いかけて下さい。       

2007年9月18日火曜日

会社法第474条 解散した株式会社の合併等の制限

 平成19年9月7日 金曜日 。北海道 野付半島 トドワラ付近での写真です。

第474条  株式会社が解散した場合には、当該株式会社は、次に掲げる行為をすることができない。

① 合併(合併により当該株式会社が存続する場合に限る。)

② 吸収分割による他の会社がその事業に関して有する権利義務の全部又は一部の承継

吸収分割とは?  既に存在する他の会社に、企業が切り離した事業を承継させることを言います。同一企業グループ内の重複する事業部門を整理・統合したり、大企業が中小企業の優良・成長部門を吸収する場合などによく利用されます。

2007年9月8日土曜日

解散を考える・解散後を考える

   解散を考えると、何か「気が滅入る」と言われる人がいました。理解できますね。今まで長年、自分で育てあげた会社をなくすのですから・・・・でも、中には、これで恋女房と旅にでもいける、もう毎月の資金繰りを考えなくてもいい・・・・などと、言われる人も実際にはいます。私はこのような前向きな考えの方が好きです。この写真を見てください。これはあの雨台風と言われた台風9号が北海道を去った日、女満別空港から名古屋の中部国際空港に帰宅途中、遠方に富士山が見えましたので、記念に撮影したものです。富士山は、あの猛威をふるった台風9号にもめげず、今日も立派な姿を見せてくれているのではないですか。だから解散後の自分の再スタートを切る姿を何かに思い描いてみてはいかがですか!きっと、解散で気が滅入っていても勇気がわいてきますよ!  今日は、少し難しいお話しやめました。